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行政のソーシャルメディア利用規準事例〜シアトル市Twitter利用規準

シアトル市Twitter利用規準

今日は行政のソーシャルメディア利用規準としてシアトル市のTwitter利用規準を翻訳してお届けする。

注目して欲しいのはアーカイブの項目である。どのようにTwitterのツイート(つぶやき)を保存して取り扱っているのかは確認しておきたい。行政にとって担当者がしっかりと責任をもって取り組むためにも、やりっぱなしのツイートはいい状態ではないからだ。

では早速読み進めてほしい。

シアトル市のTwitter規準原文

http://www.seattle.gov/pan/SocialMedia_Twitter.htm

シアトル市Twitter規準

目的

ツイッターは、アカウント所有者がフォロワーに対して140文字までの情報をつぶやけるマイクロブログツールである。 ツイッターアカウントを作り、それを維持することで、市の各部署は、フォロワーに直接情報を配信し、注意を喚起し、seattle.govウェブサイトとシティリンク・ネットワークの情報を閲覧するよう促す。ツイッター規準は、市のソーシャルメディアの使用方針と組み合わせて使用されることとする。

内容
  • 各部署の通信担当者は、各部署のツイッターアカウントを保有し維持すること。
  • 市長の通信部長が特別に許可しない限り、各部署につきアカウントは1つとする。ユーザ名とパスワードを含むアカウント情報は、DoITシティワイド・ウェブチームが登録すること。
  • 各部署のツイッター形式:(部署名)コメント、情報公開によるフォロワーリスト(RCW 42.56)。適切である場合、以下が追加される:このサイトは監視していません。緊急時は911に連絡してください。
  • Twitterのユーザ名は「Seattle」 (SeattlePD, SeattleFire and SeattleDoT)で始まるものとする。ユーザ名の文字が多すぎる場合には、「SEA」(SEACityLight)で始まる。
  • 各部署のツイッターアカウントの背景には全て、DoITシティワイド・ウェブチームにより提供された、シアトル市の標準ロゴを載せるものとする。
  • ツイッターのアカウントは、次の主な三つの点を満たすものとする。
    • 迅速に緊急情報を取得すること
    • 市主催のイベントを推進すること
    • フォロワーにwww.seattle.govのコンテンツを紹介すること。
  • ツイッターに投稿された情報は、情報を掲示する部門の方針や手続きに従わなければならない。つぶやきは、関連性があり、タイムリーかつ有益なものであること。
  • ツイッターのコンテンツは、シティリンクシアトルと他の現存する情報展開機構に提示された情報を反映するものとする。通信担当者が、その情報が投稿された時点で正しく掲載されていることを確認する。ツイッターではコンテンツの編集が出来ない。
アーカイブ
  • シアトルDoIT担当者が、ツイッター投稿のアーカイブに責任を負うものとする。初期ポリシーは、市のサーバーに保存されている各部署のシティリンクブログ内でのツイッター投稿記事のアーカイブである。シティリンクツイッターのアーカイブは一般には公開されないが、公的文書保存の目的に於いて閲覧できる。
  • 通信担当者は、ツイッターの@リプライやダイレクトメッセージで連絡をしてきた人達に応対しなければならない。フォロワーとの連絡は遅延がなく、既存の規約と一致していること。DoITまたは各部署の通信担当者は、公開記録保持の目的のために四半期ごとにフォロワーや@リプライメッセージのリストの記録を、電子またはプリントアウトによる情報にて保管すること。

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