Facebookページのファン数増加!エンゲージメントを高める10の投稿戦略 | Web戦略ガイド

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Facebookページのファン数増加!エンゲージメントを高める10の投稿戦略

Facebookマーケティングで成功するには、ファンによるFacebookページヘのエンゲージメントを高める必要がある。

エンゲージメントを高めることで、ファンの獲得と影響力を拡大していくことが可能だからだ。

そこで、今日はFacebookページのエンゲージメントについて解説し、エンゲージメントを高めるための方法についてお話しよう。

エンゲージメントとは

エンゲージメントとは、消費者による企業や商品・サービス、ブランドなどに対しての積極的な関与や行動のことを言う。Facebookページでいえば、管理者が投稿した投稿に対して、「いいね!」や「コメント」、「シェア」などが行われることを指している。

エンゲージメントが高まるとなぜいいのか

エンゲージメントが高まるとなぜいいのかを解説しておこう。

エンゲージメント、つまり投稿に対して、いいね!、コメントなどを積極的に行うユーザーが増えれば増えるほど、投稿した記事がシェアされる可能性と機会も増える。シェアされる機会が増えると記事はより多くの人にリーチし、Facebookページヘの訪問者やページヘのファン数が増加する。そしてこの中からあらたにエンゲージメントが高いユーザーや、友達やフィード購読者を多く抱えたインフルエンサーが現れ、記事が爆発的にシェアされるようになる。(インバウンドマーケティングでコンテンツから顧客を引き出す3つのステップでも詳しく解説しているので参考にしてほしい。)

このようにエンゲージメントが高まることで、投稿した記事をまずシェアしてくれる人の数の拡大やインフルエンサーの確保ができれば、記事が伝播する機会が飛躍的に拡大し、あなたのFacebookページの影響力も大きくなり、ビジネスチャンスも増えるというわけだ。

エンゲージメントはシェア拡大のための燃料だと考えておくといいだろう。

エンゲージメントを高める、タイムラインへの10の投稿戦略

ここからはエンゲージメントを高めるためにとても参考になるBuddy Mediaの記事「小売業のための効果的なFacebookウォールへの投稿の戦略(STRATEGIES FOR EFFECTIVE FACEBOOK WALL POSTS FOR THE RETAIL INDUSTRY)」を取り上げておく。エンゲージメントを高めるための視点を学び、取り入れられる点は取り入れるといいだろう。

※これはBuddy Mediaが100近くの小売業ブランドのFacebookページにおける、いいね!とコメント数を2011年1月1日から6月30日の6ヶ月間分集計した結果を元にしている。

1.顧客が見ているときに投稿しよう〜ベストな投稿時間

顧客が見ているときに投稿しよう。午後8時から午前7時の間の投稿は20%以上エンゲージメントが増加する。(忙しい午前8時から午後7時よりも「いいね!」や「コメント」増える。)

2.顧客が投稿に関わることができるときに投稿しよう〜ベストな投稿日

顧客が投稿に関わることができる日に投稿しよう。水曜日はエンゲージメントが平均8%上昇する。2番目にエンゲージメントが高いのは日曜日の2%で、最も低いのは金曜日の-6%だ。

3.1日の投稿回数は2投稿までにしよう〜1日の投稿回数

投稿は1日に2回までにしよう。1日あたり1〜2回の投稿は、40%より高いユーザーエンゲージメントを生む。「いいね!」は32%上昇し、「コメント」は73%上昇する。

4.1週間の投稿回数は4投稿までにしよう〜1週の投稿回数

1週間の投稿回数は4回を超えないように。1週間で1〜4回の投稿は、71%高いユーザーエンゲージメントに繋がる。

5.投稿内容は簡潔にしよう〜最適な投稿の文章量

投稿内容は簡潔に。80文字以下の投稿はユーザーエンゲージメントを66%高める。

6.ファンに質問をしよう〜投稿内容

ファンの会話を得る質問をしよう。「質問形式」の投稿は「非質問形式」の投稿の2倍のコメントを得ることができる。

7.「穴埋式の質問」のある投稿をしよう〜投稿の構造

「穴埋式の質問」のある投稿を使おう。「穴埋式の質問」の投稿は、他の投稿より9倍のコメントを受けることがわかっている。

8.”○円オフ”とクーポンを提供しよう〜オファーに関連するキーワード

“○$オフ”とクーポンの提供はファンのエンゲージメントを高める。“$オフ”は55%、クーポンは39%平均より高いエンゲージメントとなる。(比較対象はsale、save、discount、deal、offer、clearance、%off、coupon、bargain、$off)ただし、日本語の場合は必ずしもこれに当てはまらないだろう。ぜひ普段使うキーワードを使ってキャンペーンを行い、エンゲージメントを測定してほしい。

9.割引クーポンの場合は”◯%オフ”よりも”◯円オフ”を使おう〜クーポン提供

“%オフ”の場合、顧客はこれがいくらのことなのかをイメージしにくい。“$オフ”のオファーは、”%オフ”の2倍のエンゲージメントを受ける。日本でも”◯%オフ”より”◯円オフ”を使うほうがエンゲージメントに繋がるだろう。

10.投稿はシンプルにしよう〜投稿の添付

投稿をシンプルに保って、ウォールへの複雑な内容の投稿は避けよう。テキストのみの投稿は、全てのタイプの平均よりも94%以上高いエンゲージメントを受ける

まとめ

Facebookマーケティングを成功に導くために、エンゲージメントを高めよう。小売業の場合、そのポイントは以下のとおりだ。

  • ベストな投稿時間は、午後8時から午前7時の間
  • ベストな投稿曜日は水曜日、2番目は日曜日
  • 1日の投稿回数は2投稿まで
  • 1週間の投稿回数は4投稿まで
  • 80文字以内で、投稿内容は簡潔に
  • 「質問形式」の投稿を活用
  • 「穴埋式の質問」のある投稿
  • ”○円オフ”とクーポンを提供しよう
  • クーポンの場合は”◯%オフ”よりも”◯円オフ”
  • 投稿はシンプルに。単なるテキストや写真がベスト

この記事を参考にしながら、あなたも色々と試行錯誤することをお勧めする。

今回の記事は主に小売業のFacebookページエンゲージメントの高め方について書いたが、それ以外の業種についても今後取り上げていくのでぜひ次回もチェックして欲しい。

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